【山のエピソード】幻の滝を登る

ヌク沢・左俣

日本には幻の滝があります。
幻の滝の落差は約300m。
この滝を登を登ったときのエピソードをお話します。
滝は、下段100m、中段80m、上段120mから成る大滝です。
幻の滝は、山梨県・西沢渓谷の奥地にあります。

ヌク沢・左俣

幻の滝ってどんなだろう?
僕は胸をはずませて出発しました。
渓流を遡り、少滝をいくつもよじ登って山の奥地へと突き進んで行きます。

ヌク沢・左俣

渓流を遡ること数時間、ずいぶんと歩いた先に幻の滝はありました。
下段120mを難なく登って、中段80mの滝を見上げます。
ほとんど垂直に聳え立つ滝に戦慄が走りました。

ヌク沢・左俣

沢登りをするときは、「今回は生きて帰れるだろうか?」、とよく思います。
しかし、スリルがあるからこそ面白い、という一面もあります。
意を決して登り始めます。

もう11月なので水はとても冷たいです。
だんだん手の感覚、指の感覚が麻痺してきます。
十数メートル登って下を見ると、ドキッとする光景でした。
高い所では、むやみに下を見るものではありませんね。

墜落すればひとたまりもありませんし、かといってここまで登ったら引き返すこともできません。
心臓が早鐘のように鳴っていますが、一手ずつ慎重に高度を上げて、無事に滝を登り切ることができました。

ヌク沢・左俣 021

このようにして、山から、川から、滝から得たエネルギーを、オカリナの音色に変えてお届けする。
曲作りや演奏活動はこうした体験が源になっています。

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